注文住宅の建て方

設計事務所の選び方

設計事務所を通して注文住宅を建てる場合、設計事務所選びが重要なポイントになってきます。ハウスメーカーや工務店などでは展示場などを設けているので、完成された家の状態や価格を正確に知ることができます。しかし、設計事務所ではすべてが0からのスタートになりますので、完成された状態を知ることや、早い段階で正確な見積もりを出すことが難しくなります。そのために設計事務所選びが難しいと言われます。

注文住宅を建てるための設計事務所の選び方に関して最も大切なのはデザイナーです。デザイナーがどのような家を建てるのかは、ホームページなどで掲載されている場合も多いので、まずはチェックしてみると良いと思います。デザイナーによって家作りの傾向がかなり分かれます。たとえば、和風のデザインを得意とするデザイナーもいれば、洋風のデザインを得意とするデザイナーもいます。また機能性を重視するデザイナーもいれば、機能性を犠牲にしてもデザイン命というデザイナーもいます。どのような家作りを得意とするのかということと、自分が建ててみたいと思っている家が一致していることが大切です。次に実際にそのデザイナーに会ってみましょう。もし発注した場合、1年近くにわたって付き合っていくことになりますから、相性の合うデザイナーが良いでしょう。