注文住宅の建て方

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庭の手入れと注文住宅のセラングーンガーデン

家を買う場合、注文住宅にするか、建売住宅にするか、頭を悩ませる人も多いことでしょう。
今回は、注文住宅に注目してみます。
注文住宅のいちばんの魅力は、なんといっても自分の思い通りの家が建てられる点でしょう。
最もこだわっていることを中心に、自分好みの家を建てることができるのは、最大のメリットといえます。
例えば、リビングに薪ストーブを設置して、天井が高くて冬暖かく、夏は涼しい家を建てたいなら、工務店やハウスメーカーに相談すれば、希望通りの間取りで図面を作ってもらい、実際に家を完成させることが可能です。
ところが、建売住宅だと、リビングに薪ストーブの設置は出来上がっている家を手直ししないと難しいでしょう。
また、お子さんのいるご家庭なら、お子さんの遊び心をくすぐるようなアイディアを生かした家にしたり、将来ご両親と同居をお考えなら、後々増築やリフォームしやすいように最初から考えて設計することも可能です。
いざ建築が始まったら、現場に何度も足を運んで状況が確認できるのも魅力です。
特に、外装・内装が始まってから、注文と違う壁紙を貼られたり、窓枠の色が思ってたものと違ったり、万が一工務店やハウスメーカー側に間違いがあれば、製作途中で素早く直してもらうことができるので安心です。
それから、大きなものから細かなものまで、自分好みにカスタマイズできる点も見逃せません。
外壁の種類・色、屋根の種類・色、窓やサッシのゴムパッキンの色、床の材質・色、玄関の材質・色、すべて自分が選んだもので統一することが可能です。
注文住宅のもう一つの魅力は、予算を調節できることです。
こだわるところに重点的にお金をかけて、そうでもないところを安く抑える、といったこともできます。
ただ注文住宅の場合は、打ち合わせに膨大な時間と労力を要しますので、仕事やお子さんの学校の関係で引越しの日が決まっていて時間のない人には向きません。
しかし、このように時間と手間をかけて完成させた家は、人生の中で特に魅力的であることには間違いないでしょう。

注文住宅の建て方とは

高額な金額を支払い注文住宅を建てるのですが、高額な買い物だからと言ってトラブルがないわけではありません。建築前に予備知識として知っておくべき事がいくつかあります。
まず、土地についてですが、注文住宅を建てる土地を購入する場合、その土地の環境が時間帯によってどのように変化するのかを見ておくことが必要です。日当たりや風の通り方、人の流れなどを確認しておくと、安心して家を建てることができます。そして、地盤調査ですが、地盤が軟弱な時は改良工事が必要になるので、地盤調査は忘れずにしておきます。
次に、予算についてですが、予算には諸費用や税金、雑費なども含めて予算を考えておきましょう。また、住宅ローンを組む場合は、さまざまな金融機関から住宅ローン商品が出ており、商品によって総額の返済金額も変わるのでよく比較して選ぶことが大切です。
最後に契約についてですが、業者と契約書を交わしますが、その時に契約書にしっかりと目を通し、疑問や不安に感じたことは質問するなどして解決し、納得して契約を交わします。また、基本設計を確認する時は、設計や費用が打ち合わせ通りか、その他の問題がないか確認し、基本設計は最終設計ということを理解し、変更が発生しないようにします。
これらの予備知識を頭に入れておき、疑問や不安に感じたことは都度業者に確認をとり、納得することが大切です。

注文住宅の相場

注文住宅の相場というのは、どこで住宅を設計して施行するかにより相場価格は変わります。
一般的に注文住宅を建築する場合は、ハウスメーカー、工務店などに依頼をして建物を建築して貰う事になります。
大半の費用は建築費用であり、それには部材の費用や設備費用、そして建築における職人さんなどに支払う費用と言う事になります。
しかし、建物を建築する場所によっても建築における費用は変わります。

住宅の敷地の前に大きなトラックを止める事が出来る場所であり、重機を住宅の敷地の中に入れられるような場所は最も工事をスムーズに行う事が可能です。

しかし、旗状の土地のように、道路に面している部分が2メートル程度であり、住宅を建築する場所がその奥にある場合などでは、部材や設備機器などの運搬は一手による作業になりますので、コストも上がるのです。
更に、大きなトラックを止める事が出来ない場合などでも、作業コストは上がりますので、建築コストに響いてくるのです。

よく、建物は坪30万円や40万円などと言われていますが、これは建築現場から部材を運ぶ際にスムーズに行えるような場所での相場価格であり、狭い路地の奥にある土地などの場合は人力での作業が発生しますので当然坪単価は変わるのです。