注文住宅の建て方

鉄骨住宅

家は人生の中でも特に大切な買い物となっていますので、失敗のないよう良い家を作れるようにしたいものです。そして、家は大きく分けて木造住宅、鉄骨住宅がありますが、いざ選ぶとなると、どちらを選んで良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

木造の場合は木のぬくもりを感じられることで人気となっていますし、鉄骨は丈夫というイメージがあります。鉄骨住宅を選ぶメリットを考えていきしょう。まずサビの問題が起きなければかなり長期に持たせることができるとされています。そして地震のときはやはり揺れがありますが、揺れてエネルギーを吸収しますし、一気に壊れることがないので安全性も高いと言えます。

さらに、木造よりも広く部屋を取ることができますし、窓を大きく取りたい場合なども構造が弱くなるという心配もありません。間取りの変更なども木造よりもしやすく、自由度が高いとされています。

そして家を持つようになると、火災保険に加入しておく必要がありますが、鉄骨住宅の場合は木造住宅に比べて火災が起きにくい構造となっていますので、保険料もより安く抑えることができます。さらに機密性も木造より高く、遮音性も高いですし、工期も比較的短く済みます。

この鉄骨住宅で家を建てたいという要望は3.11の震災以降急激に伸びています。震災以降人気の高い鉄骨住宅ですが、なんといっても丈夫な所が一番の売りです。つまり地震に強い耐震性が高いのは当たり前ですが、柱の一本一本が強度が高いため、柱と柱の間隔が広く取れることも大きなポイントです。また、広く取った部屋でもシンプルな構造なので、家の間取りなどを変えたい場合、木造よりも自由度があります。なぜかというと、鉄骨作りでは柱で全てを支えているので、壁の位置は自由に移動が可能だからです。これが、木造の場合、柱と一部壁も構造体の一部になっているため変更が出来ないのです。